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ヤマハが長年抱える「リアタイヤのグリップ不足」問題の正体は?

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またしても「リアタイヤのグリップ不足」

先週日曜日に開催されたMotoGPの開幕戦カタールGPで、予選4番手と好調だったバレンティーノ・ロッシは、決勝レースで大きく順位を下げ12位でのゴールとなりました。

この結果についてロッシは、いつもの「リアタイヤのグリップ不足が発生してしまった」と説明していますが、この問題の原因はどこにあるのでしょう?

本当の原因はどこに!?

このリアのグリップ不足は、ちょうど2016年にECUが共通化されタイヤがミシュランになってから始まり、それから5年も続いている謎の問題です。

しかし、いくら「謎」とはいっても、この問題をヤマハが5年も解決できないとは考えられません。

現に、ヤマハの若手ライダーたちはトップスピードでは劣るマシン(YZR-M1)で力強い走りを見せて、たびたび勝利も収めています。

そうなると、やはり、「謎」の問題の本当の原因はロッシのライディングスタイルにあると考えた方が自然でしょう。

ロッシのライディングスタイルが原因!?

ロッシのコーナーでのライディングスタイルを見ると、それなりに上半身をイン側に入れてはいますが、最近主流の上半身全体を路面に近付けて、より重心を下げる「ニュースタイル」ではありません。

そのため、コーナリング中にバイクのバンク角が深くなり、立ち上がりの加速でのリアタイヤのスライド量も増えてしまい、その結果として、タイヤの温度上昇による「グリップ不足」が起きてしまっているのだと推測できます。

解決するには?

この問題を解決するには、ロッシが自分のライディングスタイルを「ニュースタイル」に変えるしかありませんが、40歳のロッシに、あの曲芸ともいえるライディングができるとは思えませんので、何か別の方法で解決するしかないでしょう。

END

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