2021年【MotoGP】第11戦 オーストリアGP「決勝」結果
【MotoGP】第11戦 オーストリアGP「決勝」結果
天気は曇り時々晴れ。気温30℃、路面温度41℃、ドライコンディションが宣言される。
優勝は地元オーストリアのメーカー「KTM」のB.ビンダー、2位はドゥカティワークスのF.バニャイア、3位はポールポジションで先週優勝したJ.マルティン。
序盤から終盤まで、F.バニャイア、M.マルケス、F.クアルタラロ、J.マルティン、J.ミルの5台が激しい表彰台争いを繰り広げたが、残り3周で雨が降り出し先頭の5台がバイクを交換するためにピットへ。
その間に6位を走行していたKTMのB.ビンダーが先頭に立ち、雨の中スリックタイヤのままで走行。最終ラップでレインバイクに乗り換えたF.バニャイアに10秒差まで迫られたがそのまま逃げ切った。
一時的に3位まで浮上し、通算200回目の表彰台を期待されたV.ロッシは8位。日本の中上貴明は13位。M.マルケスはマシン乗り換え後に転倒するも復帰して15位フィニッシュとなった。
＜結果＞
優勝 B.ビンダー
2位 F.バニャイア
3位 J.マルティン
4位 J.ミル
5位 L.マリーニ
6位 I.レクオナ
7位 F.クアルタラロ
8位 V.ロッシ
9位 A.マルケス
10位 A.エスパルガロ
11位 J.ミラー
12位 D.ペトルッチ
13位 T.ナカガミ
14位 A.リンス
15位 M.マルケス
16位 P.エスパルガロ
17位 C.クラッチロー
＜リタイア＞
＜欠場＞
M.ビニャーレス
L.サバドーリ
～ 画像集 ～
勝負の分かれ目となった残り4ラップのシーン。6番手を走行していたB.ビンダーはピットレーンに入らずにスリックタイヤで勝負に出た。
E.バスティアニーニは左側のカウルが外れてしまいリタイア。ピットでかなりガッカリした様子だった。
転倒後にバイクを押しているM.マルケスの目の前を、オーバーランしたF.クアルタラロが通過。やや危険な場面があった。
8位でフィニッシュしたV.ロッシ。久しぶりの一桁フィニッシュということでかなり嬉しそうだった。
※次戦は2週間後の8月29日（日）イギリスGP（シルバーストーンサーキット）です。
END
