【MotoGP】2022年シーズンのライダー別総合獲得ポイント推移グラフ・総合ポイントランキングなど
~ 現在までの総合ポイントランキング ~
今シーズンの年間チャンピオンは、見事にドゥカティ・ファクトリーの若手エースF.バニャイアが獲得しました。
23ポイントの大差があったので年間チャンピオンはほぼF.バニャイアに確定していましたが、万が一15位以下になってしまうとF.クアルタラロに逆転される可能性が残っていたので、最終戦は一瞬たりとも気を抜くことはできなかったと思います。
総合2番手は、昨年2021年の総合チャンピオンでヤマハ・ファクトリーのF.クアルタラロ。第10戦のドイツGPまでは破竹の勢いでしたが、その次のオランダGPから失速して第18戦のオーストラリアGPでF.バニャイアに逆転されました。
失速の原因は定かではありませんが、グラフを見るとチームメイトのF.モルビデッリも同じオランダGPから失速していますので、その頃に何か大きな変化があったのは間違いないでしょう。
総合3番手はドゥカティサテライトのE.バスティアニーニ。ルーキーシーズンだった2021年の総合11位から大きく躍進していますが、2年目で総合3位獲得はなかなか驚異的です。来シーズンはファクトリーに昇格してチャンピオンのF.バニャイアとイタリア人コンビを組むので、間違いなくドゥカティ・ファクトリーの勢いはますます増すでしょう。
こちらが、2022年シーズンの最終総合ポイントランキングです。
- F.バニャイア(265)
- F.クアルタラロ(248)
- E.バスティアニーニ(219)
- A.エスパルガロ(212)
- J.ミラー(189)
- B.ビンダー(188)
- A.リンス(173)
- J.ザルコ(166)
- J.マルティン(152)
- M.オリベイラ(149)
- M.ビニャーレス(122)
- L.マリーニ(120)
- M.マルケス(113)
- M.ベッツェッキ(111)
- J.ミル(87)
- P.エスパルガロ(56)
- A.マルケス(50)
- T.ナカガミ(48)
- F.モルビデッリ(42)
- F.デジアントニオ(24)
- A.ドヴィツィオーゾ(15)
- R.フェルナンデス(14)
- R.ガードナー(13)
- D.ビンダー(12)
- C.クラッチロー(10)
- S.ブラドル(2)
2022年ライダー別総合獲得ポイント推移グラフ
こちらは、今年2022年シーズンのライダー別総合獲得ポイントの推移グラフです。
※ノーポイント(0ポイント)のライダーはグラフに含まれていません。
第10戦ドイツGP以降にヤマハ・ファクトリーの両ライダーが失速していますが、これはヤマハのマシンが不調に陥ったというよりは、この頃からドゥカティ勢が急に伸びてきたような気がします。
トップ11ライダーのポイント獲得状況
こちらは、総合ポイントランキングトップ11ライダーのポイント獲得状況です。今シーズンはご覧の通りの混戦でしたが、やはり11~14戦のF.バニャイアの4連勝が際立ちます。連勝したのはF.バニャイアとF.クアルタラロの2人だけでした。
~ 優勝回数ランキング ~
優勝はトップ11ライダー中の以下7人が獲得しています。
E.バスティアニーニは2番目に優勝回数が多いライダーですが、今シーズンはノーポイントレースが多かったのでチャンピオン争いから脱落しました。まだ2年目ということでマシンの扱いに慣れていないのだと思いますが、今後マシンに慣れて安定感が出れば非常に強い存在になるでしょう。
1回も優勝せずに最も上位に入ったのは総合6位のB.ビンダー(KTMファクトリー)です。今シーズンは2位を3回獲得してしぶとくポイントを重ねました。
備考・その他
※このグラフはレース後に随時更新します。(今シーズンは終了)
END